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れんがのーとへ!
TRPGプレイヤーのレンgaです!
@rengatrpg
あー!やっぱりクトゥルフっていいね!この絶望感、癖になりそう!
2019年6月14日に、クトゥルフ神話TRPGシナリオ『星間逃避行』を、PLとしてプレイしました!ものすごく久しぶりのクトゥルフのPLで、すっごく楽しかった!ドキドキしたし、この現実世界ではなかなか味わえない絶望感は、クトゥルフTRPGならではだよね!
■KP■
そると
■PL■
レンga
白廻
●シナリオ概要●
シナリオ名:『星間逃避行』
舞台:?
シナリオ人数:2人
シナリオ難易度:高
シナリオ所要時間:2時間程度
トレーラー:探索者は夢を見る。どういった夢だったのかも思い出せず。 目を開けばそこに広がる景色はいつも頭上に広がるあの夜空。 何かから追われ続け、やがて走り出す。 その先は、希望か絶望か。
★セッション感想★
シンプルでやることがわかりやすいシナリオだったから、時間もさほど取られなかったし、それでいて面白い体験が出来たかな、と言ったような印象だった!
セッション序盤のナレーションから、今回のKPのそるとさんが準備してくれたBGMやら背景、そういうセッションの雰囲気作りからもう最高で、のめり込んでしまいました!
いやあ、すぐに新しいキャラシを用意して、1からやり直したよね。PCが2人ともいっぺんにやっちゃうとは。あれは完全に僕が悪かったので許して……あんなに良かった出目が、幸運の時だけ悪くなったのも許して……。
しかし、とても潔いロストの仕方だったから、そこに美しさすらあってPLの白廻さんも
と言ってました。まあ、シナリオの全容も何も分からないところだったから、僕がもう一回やりたい!って言ったんだけどね!
1回目★PC1:梅原とも PC2:枢木ククル
高校生探偵枢木ククルと、その助手兼護衛役の泣き虫剣道家の梅原とものペア
梅原家第七代当主。
梅原家に決まった流派はなく、守護に特化した剣術を身に着けている。
何かる度に泣き、何もなくてもいつも不安そうな表情をしているとも。武器を扱う時も勿論泣いているが、その時顔に表情がなくなる。
ククルの両親にククルの警護を依頼されたため、いつでもどこでもククルの斜め後ろに立っている。
高校生探偵枢木ククル。
数々の難事件を解決に導いてきた天才。
東京で話題になった、連続電柱宙吊り殺人事件を解決したことで有名になる。
警察と協力することも多い。
ヨーロッパで暮らしている両親が、2人組の劇場型窃盗団”くるるんおーけすとら”として活動しているため
それがばれないように探偵業をするのが大変。
ククルが予想以上に狂言回しというか、妙な言い回しばっかりしていて、それを梅原が捌きながら探索するみたいな感じの、割とバランスの良い2人組。それぞれが別々にキャラの設定を考えていたんだけど、両親の扱い方によってなんだかすごい両親みたいになってしまったw
掛け合いも楽しいキャラだったんだけど、僕のせいで永久ロスト。ごめんなさい……。
2回目★PC1:微睡眠々 PC2:夢中寝夢
眠たげな2人!
さっきまでは男2人だったんだけど、突然女の子2人!
白廻さんの声がすごかった、めちゃかわいかった!!
ちなみに、睡眠学者の微睡眠々ちゃんは2012年に作ったレンgaのキャラです。
なにって、あらかじめ言っておくとね。
TRPG初めてそんなに時間が経ってない時期に作ったキャラだから、すごいね
すごい設定が長いから、読み飛ばしてしまってもかまわないよ……!
若くして睡眠学者の権威と呼ばれるまでになった、眠たげなとろんとした眼と優しそうな穏やかな表情が特徴の女性。
数ある欲求のうち、何よりも睡眠欲が強く、いかなる場所でも、どんな状態でも、自分の意思のままに眠りにつくことができるらしい。というか、知らないうちに眠ってる。立ったまま寝たり、話しながら寝たりと、睡眠芸がたくさんあるが、別にやろうと思ってやっているわけではない。なかなか器用な一面がある。
睡眠学とは、人の眠りを研究する学問である。日本睡眠学会なるものが存在し、彼女もそこで活動している。睡眠障害の治療法の研究や、夢の解明、睡眠療法など、精神科の研究が主な研究内容。睡眠中の患者の眼球の動き、呼吸音などの所作から、患者がどんな夢をみているか、まで当てる事ができるみたいだ[精神分析で判定したい]
彼女は元々小さい頃から寝てばかりで、学校での授業なども、ほとんど寝ていた。生活のほとんどを睡眠で過ごしていたのだが、中学のある時、人はなんで眠るんだろうと疑問に思った事をきっかけに、睡眠学の道に走る。そこからは睡眠についての勉強や、それに関与しない事はほとんど身に付けず、言わば睡眠の亡者にでもなったかのような豹変だったようだ。
睡眠学者になった今でも、睡眠に対する愛は全く冷めておらず、むしろどんどん燃えたぎっている。寝たい時に寝る。それが彼女のモットー。だからこそ、人に眠りを妨げられるのを極端に嫌うし、自分も、滅多なことがない限りは、人の眠りを妨げるようなことはしない。だからか、彼女は普段から静かな、柔らかい声で話す。あまり大きな声は出さないが、出せないわけではない。滅多にないが、彼女がキレると声のボリュームが相当なことになるらしい。
眠りに対する好奇心は以上に旺盛なせいか、少しでもその未知な眠りの解明に役にたちそうなものであれば、基本何にでも好奇心旺盛に行動する。
(……まだ続いてたけどさすがに長すぎるのでやめました)
いつも寝てばかりの高校3年生。受験生だというのに、寝ている。
しかし、その容姿の良さとセンスの良さで読者モデルとして活躍している。寝夢はただ撮らせてほしいと言われたので撮らせただけ。
色んな事務所から連絡が来るほど人気が高く、寝夢自身、それでいいかと思っている。
のらりくらりと流されながら生きている。
イギリス人と日本人のハーフで、長期休みにはイギリスに行っている。
第六感が鋭く、人が何を考えているのかある程度分かる。
この2人、もちろん今まで会ったことのない初対面でありながら、運命共同体になってしまう。好きなことは寝ること以外、考え方も正義感も、行動原理も違う2人が、同じ目的のために進んでいく感じが、ものすごく良かった!
ベストパートナーだったような気がする。
特に、ラストシーンの切なさはKPのそるとさんの演出もあってとんでもないくらいの衝撃で、あうあー!ってなってしまいました。やばいよこれみんなやろう。
百合感があって最高だったなあ……あれは良い百合だった。
あのシーンだけでシナリオ書けそうだもんなあ……。
『星間逃避行』シナリオ感想とレビュー!
おこがましいけど、僕視点でこのシナリオの構築に対してどう感じたか、と言うのをネタバレ無しで語らせてください!いや、本当に面白かったの!短いのに!
PCへ決断を要求するシンプルなシナリオ設計
シナリオ自体のシナリオデザインはとてもシンプルかつ洗練されていて、没入感を感じさせる統一感がありました。
恐怖演出は多く、SANチェックは多めであり、PCへの決断を要求する場面もありますので、難易度の高いシナリオだと思います。
やはり面白さの決め手になるのは、自主的に起こしたことに対するアクションや、それがどう結末に影響するか、というところのバランスの良さだと思います。
PCは状況を把握した後、各ポイントで決断に迫られますが、そのテンポがとてもよく、不思議な感覚を維持することが出来ます。もちろん、この決断が何に関わってくるのか、と言うところがあらかじめ分からないので、その時、PCがどう思ったかなどで決断するべきだと思いますが……相談して決める、というのもすこし違うかな、とも感じたので、その辺は一度セッションに参加してもらえれば楽しさ、決断する難しさが分かるんじゃないかなと思います。
約2時間のセッションで得られるモノ
まず僕の話になってしまうのですが、そもそもが長い尺のシナリオを書くことが多くありました。なんと言ってもコンベンションで回すとき、短いセッションだと時間が余ってしまうことになるからです。
しかし、コンベンションに行くことが時間的に難しくなってしまってからは、長いセッションを細切れにして日時を複数日使ってやるよりも、短いシナリオを一日のうちにエンディングまで行った方が、没入感も有り今の生活にはあってるなと感じていて、自分で書いているシナリオについても、できるだけ短く、それでいて満足感のあるモノにしたいなと試行錯誤をしている最中でした。
2時間という短いシナリオ設計で、必要な部分、必要ない部分をしっかりと区別して、必要な部分をメインにしっかり持ってきてそれを軸とし、必要の無い部分は上手いこと削っている。こういう作り方をしていくと上手く行くんだと、シナリオを書く身としても勉強になったなと感じるセッションだったと思います。
最後に
今回、僕がTwitterで
と言ったのに対して反応してくれた白廻さん、そしてすばらしいKPをしてくれたそるとさん、本当にありがとうございました!
本当に結構久々なクトゥルフ神話TRPGのPLに、最初は躓きもありましたが、それを上手く流してくれたり使ってくれたりしていただけて、楽しいセッションに出来たと思います。白廻さんがどんどん僕の扱い方を覚えてくれた感じ、すごく嬉しかったです!
最近なかなか時間が作れずにTRPGから遠のいていましたが、これからブログも始めて、TRPGにふれあうことも多くなると思いますので、シナリオを書いたり、それを公開したりしても楽しんでいきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします!
白廻さん、そるとさん、改めて本当にありがとうございました!またぜひ誘ってください!!